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インフルエンザウイルスの早期発見、早期治療を目的に最新鋭の機器を入れております

2015/10/06

当院ではインフルエンザウイルスの早期発見、早期治療(結果として早期完治)を目的として最新鋭の検査機器を導入しております。
通常使われている簡易キットでは、発熱から12時間ないし24時間経過しなければ正確な結果がでませんが、当院の分析装置であれば、発熱から早い段階(おおむね発熱から6時間以上経過)で高い確率で正確な結果を出すことができます。
ウイルス量の少ない早期にインフルエンザ薬を処方できれば治りも早くなります。

※当該機器はインフルエンザウイルスを早く見つけるために使用しているため、発熱から24時間経過の患者さんは通常の検査キットでの検査となります。

インフルエンザが疑われる方へのお願い

おおむね38度以上の急な発熱、37度台でも家族にインフルエンザの方がいる場合や学級閉鎖中の生徒等インフルエンザが疑わしい場合は、来院時に受付にお申し出ください、一般の患者さんとは別の待合室に案内いたします。感染症が強く疑われる患者様は、診療状況の許す限り、優先的に診療するように努めます。そのため順番が前後する場合もあります。ご了承ください。

注意事項

発熱直後は正確な数値が出ません。おおむね6時間以上経過した後に来院をお願いしております。6時間は、夜発熱していれば翌日の午前中には、朝発熱していれば当日の午後には検査ができます。クリニックの診療時間を考えると、他で使われている簡易キットと比べて丸1日早く結果を出せます。


(図の説明)
仮にAさんBさんのようなウイルスの増加曲線が出た場合、発症から6時間経過すれば、当院ではAさんBさん共にウイルスを検知しますが、簡易キットでは12時間を経過してもウイルスを保有しているBさんを検出できません。

補足説明

当院で利用している装置は発熱から6時間さえ経過すれば100%正しい結果を出せるかとメーカーに問い合わせたところ「ウイルスが少ない早期にも、高い確率で検出できる」としか言われておりません。また、簡易型のキットと比べて、患者さまからいただく検査料は同額で、コストは数倍、検査人数によっては数十倍のコストがかかってしまいます。そのため多くの医療機関では簡易型の検査キットの利用が多いです。ただ、現在利用可能な検査機器の中で一番感度が良い検査機器であり、利用している先生の話を聞くと、かなり早い段階でウイルスを発見しております。当院では「学級閉鎖を無くしたい」「小さなお子さまが(インフルエンザかどうかで)不安な夜をすごさせたくない」その思いで100倍高感度の検査装置を導入しております。